2001年度 研究テーマ


1.可動コロ(手作り)の研究  担当:日吉、ズルキフリ

重く大きな荷物を運ぶためにコロが使用されるが、そのコロに自己回転能力が備わっていれば、土台と荷物間の摩擦損を軽減することができ、 より小さな力で荷物を運ぶことができるはずだと考え、自己回転能力をもつ可動コロの研究を行っている。
現在、果てしなく回転し続けることに成功しました。今後の課題は、定常運転するための実験装置を考えなければならないこと、一方向にしか動作しないということ、そしてコロ自体の使い道がないということ。

2.靴底埋め込み式発電機  担当:伊藤、壷内

 人が日常の歩行の余剰のエネルギーを利用することを考えました。そこで発電機にその余剰エネルギーを活用させようと考えました。靴底に発電機を設置させ、足で踏むことでエネルギーを生成し、蓄えようと試みています。

 

3.リニアモーターを使用した車椅子の開発  担当:郷田

 通常、「モーター」と聞くと回転型のものを考えると思うが、リニアモーターは直接、直線運動が可能なモーターである。このモーターを利用して車椅子を動かそうと言うのがこの研究である。今の段階では、車椅子の車輪部にこのモーターを適用するつもりである。しかし回転部にリニアモーターを適用しようとすると、回転運動が得意な回転型モーターのほうが効率がよくなってしまう。この不利な状況で、どのようにリニアモーターを使用するかが課題となる。